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カード型デジタル元で試験

 「デジタル人民元」をチャージしたカードとレジに設置された端末=5日、中国・上海(新華社=共同)

【上海=共同】中国・上海市で12日までに、カードにチャージした「デジタル人民元」を使用する実証試験が初めて行われた。これまでスマートフォンでの試験をしてきたが、操作に難がある高齢者らの利用を想定した。中国人民銀行(中央銀行)は正式発行に向け利便性向上を模索している。

上海市長寧区によると、実証試験は5日、区内の病院の職員食堂で実施された。決済額や残高がデジタル表示される機能が付いたカードを医師らに配布。レジに設置された端末にかざし、支払いができるかどうかを試した。使った医師は「支払いが便利で残額も分かり安心だ」と話した。

インターネットメディア「澎湃新聞」によると、カードは高齢者やスマホを持たない人向けに設計された。今後、デジタル表示の部分や文字の大きさを改善するという。

北京市地方金融監督管理局によると、北京市では昨年12月下旬、デジタル人民元が入ったスキーの手袋型端末を使い、地下鉄の改札を通る実験を行った。2022年の北京冬季五輪での運用に向けた試験で、バッジや腕時計型の端末も披露された。

デジタル人民元の実証試験は、昨年10月以降、広東省深圳市や江蘇省蘇州市で実施。抽選に当たった市民がスマホの専用アプリに配布された200元(約3200円)ずつを使った。

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