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台湾ペガトロン、中国2工場停止 iPhone生産に影響

【台北=龍元秀明】電子機器の受託製造サービス(EMS)で世界2位の台湾・和碩聯合科技(ペガトロン)は12日、中国での新型コロナウイルス感染拡大を受け、同国の主力2工場の稼働を停止したと発表した。同社は米アップルのスマートフォン「iPhone」の約3割を生産している。工場停止が長引けばアップルの業績にも影響を与える可能性がある。

稼働を停止するのはペガトロンが中国の上海市と江蘇省昆山市に持つ工場。新型コロナの感染が広がるなか、事実上の都市封鎖(ロックダウン)を受け、工場の稼働を続けられなくなった。

再開のめどについてペガトロンは「現地政府の通知を待つ」とするにとどめ、業績への影響は未定としている。

同社は台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業に次ぐEMSの世界2位。iPhoneの生産シェアでは約6割を担うホンハイに次ぐ2位につける。

アップルは例年秋にiPhoneの新モデルを投入するため、4~6月期は通常、需要の閑散期にあたる。ただ2022年は3月に高速通信規格「5G」に対応した「iPhone SE」などの新製品が相次ぎ投入され、ペガトロンの3月の売上高は前年同月を4割上回っていた。

中国の新型コロナ感染拡大の影響はペガトロンにとどまらない。EMS世界3位の台湾・広達電脳(クアンタ)は1日から上海市の工場の稼働を停止している。同社が12日、日本経済新聞の取材に対して明らかにした。クアンタはパソコン向けに強く、ノートパソコンの約2割を上海市の工場で生産しているという。

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