北朝鮮、黄海にロケット砲発射か 韓国軍が公表

【ソウル=恩地洋介】韓国軍合同参謀本部は12日午前8時7分ごろから約3時間の間に、北朝鮮の放射砲(多連装ロケット砲)と推定される複数の航跡を確認したと明らかにした。聯合ニュースによると、北朝鮮は黄海に向けて5発ほど撃った。弾道ミサイルよりは飛距離が短く、高度も低いという。
北朝鮮は今月5日に、8発の弾道ミサイルを日本海に向けて発射した。金正恩(キム・ジョンウン)総書記は8日から10日に開かれた朝鮮労働党中央委員会総会で、国防力強化の方針を前倒しすると表明し、一歩も譲らない「強対強、正面勝負」の闘争原則を示した。

金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。