/

フィリピン中銀、政策金利2%で据え置き 4会合連続

フィリピンの経済成長は低調だ(10日、フィリピン中央銀行)

【マニラ=志賀優一】フィリピン中央銀行は12日の金融政策決定会合で、政策金利である翌日物借入金利を過去最低水準の年2%で据え置くと決めた。据え置きは4会合連続。経済活動はいまだ低調だが、食品などでインフレが進んでおり、利下げは見送った。

フィリピンではアフリカ豚熱の流行による豚肉価格の高騰などにより、4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.5%上昇した。1月以降4%以上の上昇が続く。政府のインフレ目標(2~4%)を超えており、利下げ余地は乏しい。

一方でフィリピン経済の先行きはなお不透明だ。フィリピン統計庁が11日に発表した2021年1~3月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比4.2%減だった。マイナスは5四半期連続だ。21年通年の成長率は6.5~7.5%を見込むが、新型コロナウイルスの感染再拡大により、3月末以降は再び厳しい移動・行動制限を実施している。GDPの多くを占める個人消費は勢いを欠く。

当初会合は13日に開く予定だったが、同日がラマダン(イスラム教の断食月)明けに伴う祝日となり12日に前倒しした。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン