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中国新興EV、理想汽車が香港重複上場 

小鵬汽車に次ぎ2社目、1600億円調達

理想汽車は19年末からPHVの納車を始め、EVの開発も進めている(上海市での展示)=ロイター

【広州=川上尚志】中国の新興の電気自動車(EV)メーカー、理想汽車は12日、香港取引所に上場した。同社は米ナスダック市場にも上場している。一部中国メディアによると、同社は12日、中国本土で人民元建て株の上場も検討していると明らかにした。中国当局による海外上場への規制を強める方針に対応し、資金調達源を分散化する狙いがあるとみられる。

「中国の資本市場に戻ってくることで、理想汽車の発展に再び勢いを加える」。12日、理想汽車の創業者、李想・最高経営責任者(CEO)は上場にあわせたビデオメッセージでそう語った。資金調達額は116億香港ドル(約1600億円)、初値は公募価格と同じ118香港ドルだった。調達した資金はEVや自動運転技術の研究開発、販売促進などに充てる。

中国の新興EVメーカーでは、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場していた小鵬汽車も7月に香港に重複上場した。同じくNYSE上場の上海蔚来汽車(NIO)も香港への上場が取り沙汰されている。中国当局は7月、海外上場する中国企業への規制を強めると発表しており、今後も米国に上場していた企業の中国市場への回帰が進みそうだ。

理想汽車は2015年設立で、19年末にプラグインハイブリッド車(PHV)の「理想ONE」の納車を始め、EVの開発も進めている。21年7月末までの累計で7万2000台超の新車を販売した。ナスダックには20年7月に上場した。20年12月期の売上高は前の期比30倍超の94億元(約1600億円)と急成長しているが、最終損益は約8億元の赤字だった。

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