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インド新車販売20年度6%減、コロナ対策の都市封鎖響く

インドでは現在も各地で夜間外出禁止令が出ている(6日、ムンバイ)=ロイター

【ムンバイ=花田亮輔】インド自動車工業会(SIAM)は12日、2020年度(20年4月~21年3月)の新車販売台数が19年度比6%減の328万台だったと発表した。マイナスは2年連続。新型コロナウイルス対策として実施された都市封鎖(ロックダウン)などが響いた。

乗用車は271万台と2%減った。メーカー別の乗用車販売をみると、最大手のマルチ・スズキは9%減らして129万台だった。2位の韓国・現代自動車も3%減の47万台だった。

商用車は落ち込みが大きく、56万台と21%減少した。二輪販売も13%減の1511万台だった。インドでは新型コロナの感染拡大で20年3月下旬から全土でロックダウンに踏み切り、販売や生産が一時停止するなど深刻な影響を受けていた。

3月単月でみると、乗用車販売は29万台で前年同月に比べ2倍以上の実績だった。二輪も7割以上増えた。新型コロナの新規感染者数が20年秋をピークに一時減少に転じ、各地で外出制限などの措置も緩和されたためとみられる。インド準備銀行(中央銀行)のダス総裁は7日の演説で「経済活動は正常化しつつある」と述べていた。

ただ、直近は新型コロナの感染が再び急増し、過去最悪のペースで拡大している。インド保健・家族福祉省は12日、直近24時間の新規感染者数が16万人超だったと発表した。商都ムンバイのある西部マハラシュトラ州や首都ニューデリーでは、4月末まで夜間外出禁止令などが出ている。今後も外出などの規制強化が検討されており、販売などへの影響が懸念されている。

SIAMの鮎川堅一会長(マルチ・スズキ社長)は「半導体やロックダウン、原材料による不確実性がある」とコメントし、21年度の販売見通しについては明言を避けた。

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