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京東、10~12月営業利益12%増 「独身の日」が寄与

京東はアリババなどの同業だけでなく、TikTokなど異業種との競争も激しくなっている=AP

【上海=松田直樹】中国ネット通販2位の京東集団(JDドットコム)が11日に発表した2020年10~12月期決算は、営業利益が前年同期比12%増の5億9千万元(約100億円)だった。20年11月に開催した年間最大のネット通販セール「独身の日」で、取扱高が過去最高となったことが寄与した。

売上高は1921億元で28%増となった。独身の日セール期間中の取扱高は2715億元となり、19年(2044億元)を超えて過去最高となった。投資利益を計上した結果、純利益は243億元と7倍弱の大幅な伸びとなった。

20年通期では売上高が6518億元で28%増え、純利益は494億元と前年同期から4倍に伸びた。ネット通販事業の年間の取扱高は25%増の2兆6125億元と、アリババ集団に次ぐ2位の座を引き続き確保したとみられる。新型コロナウイルスの影響で、消費者のネット利用が進んでいることが追い風となった。

ただ、利用者数ではアリババと3位の拼多多(ピンドゥオドゥオ)に大きく差をつけられている。京東の20年12月末の利用者数は4億7100万人で1年前から3割増えたが、アリババとピンドゥオドゥオの利用者数は既に7億人を超えている。

競争環境も厳しくなっている。中国のネット通販市場は生中継動画を見て商品を購入する「ライブコマース」など新たな販売手法が広がっており、新たなライバルも台頭。動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」も20年にライブコマースに本格参入するなど競争は激しさを増している。こうした新興勢にいかに対抗するかも京東にとっての経営課題となっている。

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