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インド乗用車販売、10月は29%増 半導体不足が緩和

【ムンバイ=花田亮輔】インド自動車工業会(SIAM)が11日発表した10月の乗用車販売台数(出荷ベース)は、前年同月比29%増の29万1113台だった。前年は半導体不足の影響で低迷したが、足元で需給の改善が続き6カ月連続のプラスとなった。生産台数も29%増の33万989台だった。

メーカー別の国内販売台数は、最大手のマルチ・スズキが14万337台で29%増だった。同社はSIAMの発表に先立って、半導体不足が10月の生産に「軽微な影響」を与えたと明らかにしていたが、前年ほどの打撃は受けなかった。韓国・現代自動車は30%増の4万8001台で、グループの起亜は43%増の2万3323台だった。地場大手のマヒンドラ・アンド・マヒンドラは60%増の3万2298台だった。

SIAMの1カ月単位の統計には、現地大手のタタ自動車や商用車の実績は含まれていない。二輪販売は157万7694台で2%増にとどまった。

インドでは10月にヒンズー教の新年を祝う「ディワリ」などを迎え、祭事商戦に突入していた。経済活動が活発になる一方で、直近はニューデリーなどの都市部で大気汚染が深刻になっている。自動車が主な大気の汚染源と指摘されるなか、環境への負荷に配慮した車両への関心も高まっている。

トヨタ自動車の現地法人であるトヨタ・キルロスカ・モーターは10月、エタノールを燃料に走れるフレックス燃料ハイブリッド車をインドで公開しており、同国での展開を探っている。

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