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インド「レムデシビル」輸出禁止 コロナ国内感染急増で

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インドは新型コロナウイルスの感染「第2波」に直面している(11日、ムンバイでワクチンを接種する女性)=ロイター

【ムンバイ=花田亮輔】インド政府は11日、抗ウイルス薬の「レムデシビル」の輸出を当面禁じると発表した。同国では新型コロナウイルスの感染が過去最悪のペースで広がっており、輸出の禁止によって国内需要に優先して対応する。

インドは現在、新型コロナの感染「第2波」に直面している。インド保健・家族福祉省は11日、直近24時間の新規感染者数が過去最多の15万2879人だったと明らかにした。同省は感染拡大によりレムデシビルの需要が「今後も増える可能性がある」と指摘し「状況が改善されるまで」輸出を禁じる方針を示した。

同省によると米ギリアド・サイエンシズとのライセンス契約によってインド企業7社がレムデシビルの注射剤を製造している。インド国内の病院や患者が入手しやすくするために、メーカーに対し自社のウェブサイト上で販売業者などの詳細情報を示すようにも求めたという。

インドでは1日あたりの新型コロナの新規感染者数が2月は1万人程度で推移していたが、足元で急増し4月に入って初めて10万人を超えた。商都ムンバイのある西部マハラシュトラ州や首都ニューデリーでは4月末までの夜間外出禁止令などが出ている。

新型コロナの感染拡大は、インド政府が進めてきたワクチン輸出にも影響している。途上国へのワクチン普及を進める国際組織「Gaviワクチンアライアンス」は3月下旬、インドのワクチン製造会社セラム・インスティチュート・オブ・インディア製のワクチン到着が「インド国内での需要の高まり」により遅れると発表していた。

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