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北朝鮮、1月のミサイル発射に75億円 米政府系放送局

【ソウル=恩地洋介】米政府系放送局のアメリカの声(VOA)は10日、北朝鮮が1月に繰り返したミサイル発射に要した費用が最大6500万ドル(約75億円)に上るとする専門家の見方を伝えた。北朝鮮は1月、7回にわたって中距離や短距離の弾道ミサイルなど計11発を発射した。

VOAが引用した米ランド研究所のブルース・ベネット上席研究員の分析によると、北朝鮮が短距離ミサイルを1回撃つのにかかる費用は300万~500万ドルだという。1月30日に発射した中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」は1000万~1500万ドルになると見積もった。

11発のミサイルの内訳は、「極超音速型」や巡航ミサイルを含めて短距離が10発、中距離が1発だった。単純計算すると計4000万~6500万㌦に達する。ベネット氏は「算出にはミサイル本体や燃料、発射後の追跡にかかる費用を考慮した」と説明した。

北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)総書記が2018年に中断を表明した大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を再開する可能性を示唆している。ベネット氏の推算によると、ICBMの発射には1発あたり2000万~3000万ドルを要するという。

VOAは北朝鮮が1月にミサイルに充てた6500万ドルは、米農務省の基準でコメを15万トン購入できる額に相当すると指摘した。北朝鮮の住民が1日に消費する穀物量は約1万トンだとされ、およそ半月分にあたる。

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