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生活改善急ぐと金正恩氏 北朝鮮、党活動に「偏向」

(更新)

【北京、平壌=共同】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は、党創建76年記念日の10日、平壌の党中央委員会本部で党活動の改善と強化に関して演説し、1月の党大会で策定した新たな経済5カ年計画を通じ、衣食住に関わる住民生活の問題解決を急がなければならないと指摘した。党活動に「偏向」した部分が現れているとして、住民本位の活動を徹底して行うべきだとも指示した。

北朝鮮メディアが11日報じた。対外関係や軍事分野への言及はなかった。

金正恩氏と党は、5カ年計画の1年目の目標達成への努力を国内に求めてきた。演説で住民の生活向上への努力を党組織に求めることで、計画への住民の支持を強固にしたい考えとみられる。

昨年の記念日には首都平壌の金日成広場で軍事パレードが開催され、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)が公開された。今年は同広場で記念日を祝う夜会と花火の打ち上げが行われ、軍事パレードはなかった。

労働新聞は10日の社説で、金正恩氏が下してきた「重大決断」により、国家の尊厳と繁栄が保証されるようになったと強調。外部勢力に国家の自主権と住民の暮らしへの手出しを許さない「この上なく強大な力を備蓄した」と指摘した。既に公になっている戦略兵器開発を指している可能性があるが、詳細は不明。

また「自力更生」を基本にした政策の継続も表明した。経済制裁が続くことを見越しつつ、新型コロナウイルス対策での国境封鎖も続ける方針とみられる。

平壌では10日、故金日成主席と故金正日総書記の銅像が立つ万寿台の丘に市民らが献花に訪れた。

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