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ミャンマー武装勢力襲撃、警官14人死亡 中国貿易影響も

ミャンマー北東部シャン州ムセの中国国境。写真奧は中国雲南省瑞麗市(2018年6月)

【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマーの北東部シャン州で10日、少数民族武装勢力が警察署を襲撃し、警察官14人が死亡した。現地メディア「イラワジ」が伝えた。現場は第2の都市マンダレーと中国国境の都市ムセをつなぐ幹線道路沿いで、同じ地域で衝突が続けば中国との陸路の貿易に影響が出る恐れがある。

報道によると、警察署への攻撃をしかけたのはアラカン軍(AA)、タアン民族解放軍(TNLA)、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)の合同部隊。3勢力は3月末「(国軍が)市民の殺害を続けるならば抗議デモ参加者らと協力し、反撃する」との声明を出していた。

3勢力は以前から同盟関係にあり、2019年8月にはマンダレーからシャン州にかけて国軍士官学校など6カ所を同時襲撃した。橋の損傷で道路が一時通行止めになり、中国と行き来する貨物トラックの運行が滞った。

ただ、アラカン軍は20年11月の総選挙直後、西部ラカイン州で国軍と続けてきた戦闘を停止し、国軍に歩み寄る姿勢も見せていた。

国軍のクーデターを巡っては、東部のカレン民族同盟(KNU)、北部のカチン独立軍(KIA)などの少数民族武装勢力が市民側との連帯を表明。一部地域で国軍の拠点を襲撃するなど衝突が激化している。

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ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデター。なぜ起きたのでしょうか。 最新ニュースはこちら。

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