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台湾「新たなページ開いた」米が政府間交流拡大方針

米国の新指針を台湾は歓迎した(台湾の蔡英文総統)=ロイター

【台北=中村裕】台湾の外交部(外務省)は10日、米国務省が9日、台湾との政府間交流の拡大に向けた新指針を発表したことを受け、歓迎の意を示した。「台湾と米国の交流、相互関係を著しく引き上げるものだ。『台湾関係法』の制定から42年を迎え、台湾と米国の関係に新たなページが開かれた」との声明を発表した。

米国が9日発表した新指針は、これまで自粛していた連邦政府の建物における米台の実務者レベルの会合の開催を積極的に認めるなど、交流拡大を促す内容だ。

台湾関係法は、米国が1979年の米台断交の直後に定めた。断交後も台湾との同盟関係を維持し、台湾を国家と同様に扱い、兵器なども供与できるとした。一方で米国は「中国大陸と台湾は一つの国に属する」との中国の主張に配慮し、政府職員の相互訪問などの交流を大幅に制限してきた。

米国のポンペオ前国務長官は1月、米国が台湾との間で外交官や軍事関係者の接触を自主的に制限してきた内規を撤廃すると発表していた。長年に渡って交流を自粛してきたが、台湾との関係を深める狙いで撤廃した。

米国が示した新指針は、こうしたトランプ米政権時代の流れも受けたものだ。米台が正式な外交関係を持たないなかで、交流拡大の流れを一段と加速しそうだ。

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