/

韓国SK、蔚山に水素燃料基地 ロッテケミカルも参画

【ソウル=細川幸太郎】韓国SKグループが南東部の蔚山(ウルサン)市に14万平方メートルの水素燃料基地を整備する計画を明らかにした。液体水素の生成工場を建設し、水素を燃料とした発電所も整備する。ロッテケミカルも参画し、同市に水素関連産業の集積を進める狙い。

SKガスが事業主体となってプロジェクトを推進する。同社は今後5年間で2兆2000億ウォン(約2160億円)を投資する計画で、水素エネルギー普及を見越した生成・貯蔵・運搬といったインフラを整える。2030年までには韓国内に水素充塡所100カ所を構築する計画も明らかにした。

複合団地には液化天然ガス(LNG)船の受け入れ施設を建設し、LNGから水素を抽出し液化する設備も導入する。天然ガスを高温・高圧の水蒸気と反応させて水素を発生させる技術を使う。その過程で出る二酸化炭素(CO2)を回収・貯蔵することで「ブルー水素」を生み出す。ロッテケミカルとは年内に水素関連技術の共同出資会社を設立し、次世代エネルギーの普及に両社で取り組む。

現代自動車の主力工場がある蔚山市は韓国最大の工業都市。SKイノベーションが運営する巨大な石化プラントもあり、石油精製過程の副生成物である水素の活用事例も多い。燃料電池自動車(FCV)が普及し、水素発電所が稼働するなど先進的な地域として知られている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

カーボンゼロ

温暖化ガス排出を実質ゼロにするカーボンゼロ。EVや再生可能エネルギー、蓄電池、各国政策などの最新ニュースのほか、連載企画やデータ解説を提供します。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン