/

鴻海、2四半期連続で増収増益 サーバーやスマホ堅調

【台北=龍元秀明】台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が10日発表した2022年4~6月期決算は、純利益が前年同期比12%増の332億台湾ドル(約1490億円)だった。売上高は12%増の1兆5098億台湾ドルで、2四半期連続の増収増益だった。データセンター向けのサーバーや、スマートフォンの受託生産が堅調だった。

4~6月期は中国で都市封鎖が相次いだが、鴻海の主力工場は封鎖が長期化した上海・昆山地区以外にあり、操業への影響は軽微だった。同日、オンラインで記者会見した経営トップの劉揚偉董事長は「スマホの出荷台数は従来予想を上回った」と述べた。鴻海は米アップルのiPhone生産の約6割を担う。

7~9月期については、地政学リスクの高まりや世界的なインフレに注意が必要とした上で、サーバーや通信機器を中心に堅調な需要が続いていると指摘した。22年12月期通期の売上高予想は5月時点の「前年比横ばい」から引き上げ、3~15%増とした。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)は10日、鴻海による中国半導体大手、紫光集団への出資をめぐり、台湾の安全保障当局が撤回を促す考えだと報じた。鴻海は7月、ファンドなどを通じて約1100億円を出資すると公表していた。劉氏は「許可が下りなければ代替案を検討する」と述べた。

電気自動車(EV)事業については、7月から米オハイオ州の工場でEVの少量生産を開始したと明らかにした。同工場では23年から米新興モナーク・トラクター向けに電気トラクターの生産も手掛ける。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン