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22年中国新車販売2%増、従来比下振れ 業界団体予測

ゼロコロナ響く 23年は3%増の見込み

【広州=川上尚志】中国汽車工業協会は9日、2022年の新車販売台数が前年比2%増の2680万台になるとの予測を明らかにした。従来は3%増と予測していたが、新型コロナウイルスの封じ込めを狙う「ゼロコロナ」政策などの影響を考慮し下方修正した。23年はコロナ対策の緩和が続く可能性を踏まえ、22年比3%増の2760万台を見込む。

同協会の許海東・副総工程師は同日に開いた定例記者会見で、22年の新車販売について「新型コロナウイルス問題やロシアとウクライナの衝突など、複数の想定外の要因があった」と説明した。

同協会は22年の新車販売台数について、21年12月時点では前年比5%増と予測した。その後の22年6月に3%増に見直しており、今回が2度目の下方修正となる。

11月に新型コロナの感染拡大でロックダウン(都市封鎖)や移動制限の対象地域が増え、新車の生産や販売が落ち込んだことが背景にある。ただ前年実績は2年連続で上回る見込みだ。

23年の見通しについて許氏は「(12月に入り)コロナ対策が緩和されたものの、落ち着くまでに1年以上かかるだろう」と説明。「消費意欲が抑え込まれ、市場動向に影響する恐れがある」と慎重な見方を示した。

乗用車は22年比1.3%増の2380万台と微増で、需要の低迷が続いた商用車は15%増の380万台に回復するとみる。

同日発表した11月の新車販売は、前年同月比7.9%減の232万8000台だった。前年実績を割り込むのは6カ月ぶり。乗用車が5.6%減の207万5000台、商用車は23.4%減の25万3000台だった。ゼロコロナ政策によって各社の工場の稼働や販売店の営業が制限されたことが響いた。

同月の電気自動車(EV)などの新エネルギー車は72.3%増の78万6000台、輸出は64.8%増の32万9000台だった。

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