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北朝鮮パレード、戦略兵器は登場せず 内部結束が狙いか

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の朝鮮中央テレビは9日、平壌の金日成広場で同日未明に開催した軍事パレードの録画を放映した。民兵や警察の武力組織が行進し、弾道ミサイルなどの戦略兵器は登場しなかった。金正恩(キム・ジョンウン)総書記はスーツ姿で閲兵し、演説はしなかった。

パレードは9日午前0時に始まった。報道によると、パレードには予備役で構成する民兵組織の「労農赤衛軍」と、国境警備などを担う「社会安全軍」などが参加。トラクターに引かれたロケット砲など通常兵器に加え、バイク部隊や消防車の隊列なども公開した。

正規軍である朝鮮人民軍は行進せず、北朝鮮メディアはパレードを「民間・安全武力閲兵式」と呼んだ。

朝鮮労働党の李日煥(リ・イルファン)書記が演説し「一心団結の威力で今の難局を打開する」と訴えた。

米国など対外的に武力を誇示した今年1月の軍事パレードと異なり、経済情勢の悪化や食糧不足に見舞われる内部の結束をはかる狙いとみられる。今年の建国記念日は5年や10年ごとの節目には当たらず、パレードの開催は異例だ。

最近は夜間の軍事パレードが相次ぐ。2020年10月も午前0時に開催した。金正恩体制下で民兵組織などが主体のパレードを実施したのは13年9月以来となる。

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