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トップ・グローブの純利益、21倍に 20年9~11月期

業績は好調を維持するトップ・グローブだが、新型コロナウイルスの感染抑制策の実行が喫緊の課題に(写真は検査のために列をつくるトップ・グローブの従業員)=ロイター

【シンガポール=中野貴司】マレーシアのゴム手袋世界最大手、トップ・グローブが9日に発表した2020年9~11月期決算は、純利益が前年同期比21倍の23億7577万リンギ(約605億円)となった。新型コロナウイルスの感染拡大で医療用手袋の需要が世界的に伸び続けているためで、売上高も3.9倍の47億リンギに達した。

純利益は通期として過去最高だった20年8月期の18億6699万リンギを、この四半期だけで上回った。主力のニトリル製手袋の納期は510日まで延びており、リム・ウィーチャイ会長は9日の会見で「既に21年中は工場のフル稼働が決まっており、新型コロナのワクチン接種が本格化すれば、接種時に必要となる手袋の需要はさらに伸びる」と話した。

11月以降、トップ・グローブの国内工場で働く従業員の多くが新型コロナに感染し、操業の一時停止や減産によって納期に遅れが生じていた。同社は9日、感染者数が5147人と、現場の従業員全体の58%に上っていることを明らかにした。ただ、多くの感染者は既に退院し、工場に復帰可能な状態に戻っているという。21年8月期の売上高に与える影響は4%程度で、手袋需要の増加といったプラス要因に比べ、影響は軽微だと強調した。

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