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中国、テスラ中国子会社を聴取 消費者保護求める

(更新)
テスラは中国で販売を伸ばしている(2020年5月、上海)=ロイター

【北京=多部田俊輔】中国の規制当局である国家市場監督管理総局は8日、工業情報化省や交通運輸省などと共同で、米テスラの中国子会社を事情聴取したと発表した。異常な加速や電池からの発火、無線通信で車載ソフトウエアを更新する技術の問題などが報告されているとした。テスラは中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」の公式アカウントで、政府の指導に従うことを表明した。

当局はテスラに対し、事情聴取にあわせて中国の法律や規則を厳守するとともに、社内の管理強化などを図り、消費者の権利や利益を保護するよう求めた。

中国政府の指導を受けて、米テスラは8日、社内の管理体制などを強化すると発表した。管理不足を認めるとともに、中国の法律や規則を順守し、消費者の利益を尊重するとした。テスラの世界販売台数のうち約3割は中国で販売しているとされ、中国販売の拡大は2020年12月期で初めての最終黒字となる原動力となった。改善をアピールし、中国販売の勢い継続をめざす。

テスラは中国でタッチスクリーンの不具合の恐れから大規模なリコール(回収・無償修理)を発表したほか、発火事故などで消費者の一部から品質に不信感などが出ていた。

テスラは19年末に米国外で初となる完成車工場を上海市で稼働。現地調達率の向上で値下げを実現した。テスラは国別のEV販売台数を明らかにしていないが、調査会社のマークラインズによると20年の中国販売台数は約14万台で、同社の世界販売台数の3割近くを占めた。

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