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マレーシア、隔離なしで渡航者受け入れへ 4月1日から

【シンガポール=中野貴司】マレーシアは4月1日から、新型コロナウイルスのワクチン接種完了を条件に隔離なしの入国を外国人に認める。飲食店の営業時間規制など大半の規制も撤廃・縮小する。タイやフィリピンも隔離なしの入国制度を既に始めており、東南アジアで「開国」の動きが広がってきた。

イスマイルサブリ首相は8日の会見で、「4月1日から、この国はエンデミック(一定期間で繰り返される流行)への移行段階に入る」と宣言。「マレーシアは全ての国からの渡航者に開かれた目的地になる」として、ワクチン接種完了者は出発前と到着直後の検査を条件に、隔離なしでの入国を認めると説明した。マレーシア人もコロナ前と同様に、複雑な手続きなしに出入国できるようになる。

入国規制以外の規制も大幅に緩和する。深夜以降の飲食店の営業を認めるほか、従業員のワクチン接種の状況に応じて設けていた企業の操業制限も撤廃する。大規模な行事や会議は通常の50%までの人数しか参加が認められていなかったが、この規制もなくなる。残る規制は公共の場所でのマスク着用義務などのみになる。

マレーシアの新型コロナの新規感染者数は、変異型「オミクロン型」の流行が続き、足元で過去最高の水準にある。ただ、重症者の割合は感染者の1%以下で、全人口の5割近くがブースター接種(追加接種)も終えたことから、規制を緩和しても病床が逼迫する深刻な事態には陥らないと判断した。イスマイルサブリ氏は入国規制の緩和によって「国の経済全体、特に観光業が息を吹き返す」と、効果を強調した。

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