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シンガポール、次期首相候補選び直しへ

【シンガポール=中野貴司】シンガポールのヘン・スイキャット副首相兼財務相は8日、記者会見で次の首相候補から外れると表明した。ヘン氏はリー・シェンロン首相の後継首相の最有力候補と目されていた。与党・人民行動党(PAP)は次の首相候補選びを早急に進める。

リー首相は2022年にも首相職を禅譲するとみられていたが、先送りされる可能性がある。

ヘン氏は「新型コロナウイルスの危機が収束した時、私は60歳代の半ば近くになる」と首相候補を辞退した理由を説明。「次のリーダーはコロナ後の対応だけでなく、次世代の国造りを導く必要がある」として、より若い政治家が次の首相に就くのが望ましいとの考えを示した。リー氏もヘン氏の決断を受け入れたという。

ヘン氏は2018年にPAPの序列第2位の書記長第1補佐に昇格し、19年には副首相も兼務するなど、リー氏ら「第3世代」に次ぐ「第4世代」のリーダーと内外からみられていた。シンガポールは独立以来、故リー・クアンユー氏、ゴー・チョクトン氏、リー・シェンロン氏の3人が首相を務めてきた。PAPの長期政権が続く同国では後継者選びを周到に進めてきた歴史があり、最有力候補が突然、辞退を表明するのは異例だ。

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