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インド中銀、政策金利を据え置き 11会合連続

【ムンバイ=花田亮輔】インド準備銀行(中央銀行)は8日、政策金利(レポ金利)を4%で据え置くと発表した。据え置きは11会合連続。足元の物価上昇を踏まえ、金融緩和姿勢については「成長を支えながら、インフレが目標内に収まるよう、緩和策の撤回に重点を置きつつ緩和的な姿勢を維持する」とした。

インド中銀は消費者物価指数(CPI)上昇率の中期目標を「2~6%」と定めている。1月は6.01%で、2月の速報値も6.07%と目標を超える状態が続いている。

インド中銀のダス総裁は8日の演説で、直近の経済環境について「(新型コロナウイルスの変異型である)オミクロン型の収束により上向くかと期待されたが、地政学的緊張の急激な高まりに相殺された」と述べた。「経済活動は回復しているとはいえ、パンデミック(世界的大流行)前をわずかに上回っている程度」とも指摘した。

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