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「イスラム経済」ランキング、マレーシア首位 米社調査

【シンガポール=谷繭子】米調査会社ディナールスタンダードがまとめた世界イスラム経済指標ランキングで、マレーシアが81カ国・地域で総合首位となった。イスラム教の教えに沿った経済活動のしやすさを評価した。マレーシアはイスラム金融など6分野中4分野でトップ。総合2位のサウジアラビアを引き離している。

「世界イスラム経済状態リポート」として発表した。ランキングは金融、食、医薬品・化粧品、旅行、ファッション、メディア・娯楽の6分野で、市場規模やイスラムの教えに沿っていることを示す「ハラル」認証の普及度、社会の認知度や影響力、イノベーションなどを比較した。

マレーシアの首位は初回調査以来、9年連続。イスラム金融分野でファンド残高が前年より20%膨らみ高得点をつけた。メディア・娯楽分野では地元の子供向け教育アニメ「オマール&ハナ」が評価された。

2021年の世界のイスラム経済圏は人口約19億人で、消費経済の規模は前年比8.9%増の2兆ドル(約247兆円)だった。イスラム金融の資産額は同7.8%増の3兆6千億ドル。25年にイスラム消費経済は2兆8千億ドルに達すると予想した。

アジアではインドネシアが前年と同じく4位。個人・中小企業向けのデジタル融資などフィンテック企業が増えた。次いでシンガポールがファッションや旅行分野で改善し、前回の15位から7位に順位を上げた。

リポートは新型コロナウイルス禍でハラル医薬品への需要が高まったものの、「ハラル認証のワクチンは開発されていない」と指摘。「イスラム協力機構(OIC)の加盟国が医薬品の現地生産を拡大し、認証をとることが強く求められる」と強調した。

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