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中国乳業最大手伊利、3100億円で増産 国内に複数工場

中国では乳製品の需要が伸びている(北京市)

【大連=渡辺伸】中国の乳業最大手、内蒙古伊利実業集団が合計181億元(約3100億円)を投じ、増産投資に乗り出す。国内で牛乳や粉ミルクなどの工場を複数、新設する。中国では所得向上で品質の高い乳製品の需要が伸びており、成長市場を開拓する。

発表した増産計画の内訳をみると、89億元を牛乳をはじめ液体製品に投入し、内モンゴル自治区や黒竜江省など5地域で工場を新設する。21億元で粉ミルク、7億元で天然水の工場をそれぞれ造る。各工場の建設工期は15~32カ月間とする。

総投資額のうち約130億元は新株を発行して資金を調達する。資金が集まり次第、順次着工する。伊利の年間生産能力は2020年末時点で合計1312万㌧。今回発表した増産計画による能力拡大の幅は非公表。工場のデジタル化や牧場事業にも資金を投じる。

伊利の20年12月期の売上高は前の期比7%増の965億元、純利益が同2%増の70億元で、ともに過去最高を記録した。

国家統計局などによると、中国で乳製品の小売り販売額は20年推計が4817億元で、ここ数年は前年比で5~10%増が続く。21年も20年推計比で6.7%増える見通しだ。

伊利は海外でも攻勢に出ている。13年にオセアニア・デイリー、19年にウエストランドと、それぞれニュージーランドの乳製品大手を買収した。

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