/

台湾ラーガン、21%減益 スマホ向け半導体不足が直撃

台湾のラーガンは、ファーウェイとの取引禁止で業績は苦戦が続く(20年7月、北京市)=ロイター

【台北=中村裕】スマートフォン向け光学レンズ世界最大手、台湾の大立光電(ラーガン・プレシジョン)が8日発表した2021年1~3月期決算は、純利益が前年同期比21%減の53億台湾ドル(約200億円)だった。主力顧客だった中国・華為技術(ファーウェイ)向けの供給が、米国制裁の影響で完全になくなったほか、半導体不足の影響が直撃した。

売上高も2ケタ減で、11%減の118億台湾ドル(約460億円)だった。ラーガンにとってファーウェイは、米アップルに続く主力顧客で売上高の1~2割を占めていた。しかし米制裁の影響で20年10~12月期から取引が一切できなくなり、影響がもろに出た。

最近の半導体不足も追い打ちをかけた。同日開いた電話会見で、林恩平・最高経営責任者(CEO)は「1~3月期はスマホ向けの半導体も不足し、顧客のスマホメーカーの生産が落ちたため、当社の出荷も減ってしまった」と説明した。

具体的にはセンサーやアプリケーション・プロセッサーなどの半導体が不足した。「4月、5月の生産にも影響するとみており、当社の売上高も比較的良くないものになりそうだ」と語った。

ラーガンのスマホ向けレンズは世界の大手スマホメーカーに大量に供給されているが、業績は安価な中国製品の攻勢もあり、苦戦が続く。株価の8日終値は、1年前に比べ約2割安い、3100台湾ドルだった。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン