/

インドネシアEC大手が上場 「ブリブリ」、750億円調達

(更新)

【ジャカルタ=柴田奈々】インドネシアの電子商取引(EC)大手「ブリブリ・ドット・コム」を運営するグローバル・デジタル・ニアガは8日、インドネシア証券取引所に上場した。ニアガは新規株式公開(IPO)を通じて約8兆ルピア(約750億円)を調達した。東南アジアのネット通販業界で競争が激しくなるなか、上場で成長資金を確保する。

株価は取引開始直後、IPO公募価格の450ルピアから4.8%上昇した。その後は落ち着き、初日の終値は公募価格まで戻った。クスモ・マルタント最高経営責任者(CEO)は上場に先立ち、10月に「EC市場の可能性は大きい」と強調していた。

ニアガはインドネシアのたばこ大手、ジャルム・グループの子会社として2010年に設立。同国ネット通販の先駆け的な企業で、日用品から家具まで幅広い商品をそろえる。足元では地場のトコペディアやブカラパックのほか、シンガポールのシーが手がける「ショッピー」などとの競合が激化している。

インドネシアではネット通販大手の上場が相次いでいる。ブカラパックは21年8月に上場。トコペディアと配車大手ゴジェックが統合したGoTo(ゴートゥー)も22年4月にインドネシア証取に上場した。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません