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与党惨敗「ポスト文」混沌 韓国与野党、再編含み

【ソウル=恩地洋介】7日のソウル、釜山両市長選で保守系野党が圧勝し、韓国政治の焦点は次期大統領選に向けた候補者選びへと移った。政権与党内では「保守に勝てる候補」を巡る攻防が激しくなり、野党は文在寅(ムン・ジェイン)政権と対立した尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長の擁立を探る。

革新系与党「共に民主党」の執行部は8日、敗北の責任をとって総辞職した。選対委員長を務めた李洛淵(イ・ナギョン)前代表はフェイスブックに「私の責任が大きい」と投稿した。李洛淵氏は党の大統領選レースから脱落の危機にある。

選好度で先頭を走るのは京畿道の李在明(イ・ジェミョン)知事だが、党の主流派である親文在寅派との折り合いが良くない。親文派には有力候補と目される人物がおらず、李在明氏の人気に乗るか、別の候補を立てるかが焦点だ。

動向に注目が集まっているのが丁世均(チョン・セギュン)首相だ。大統領選に集中するため、近く首相を辞任するとの観測もある。候補を決める党内選挙は9月に予定しているが、本命候補が見当たらない親文派からは延期論も上がる。

長く低迷していた保守系野党「国民の力」は、約5年ぶりの主要選挙の勝利に沸く。6月の党大会で新たな代表を選ぶが、国民的な人気のある人物の不在は致命的だ。8日付の保守系紙・朝鮮日報は「国民は野党に政権を任せる能力があるか疑問を拭えずにいる」と論評した。

独自候補を立てた後で前検察総長の尹氏との一本化を模索する構想がある。首都圏の有権者をひき付けようと、中道野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表との合流を優先する政党再編を唱える声も出ている。

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