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中国・国慶節、観光収入が前年割れ 消費の停滞鮮明に

国慶節を祝う大型連休でにぎわう北京市=ロイター

【上海=松田直樹】1日から始まった中国の国慶節(建国記念日)を祝う大型連休が7日に終了した。文化観光省は同日夜、期間中の国内旅行者数が5億1500万人で前年同期より1.5%減ったと発表した。連休直前に新型コロナウイルスの感染が広がり旅行を控えた人が多く、大型連休でも個人消費の停滞が鮮明となった。

文化観光省によると、国内旅行者数は新型コロナ発生前の2019年と比べて29.9%減だった。期間中の観光収入も3890億元(6兆6100億円)で前年同期比4.7%減り、19年比では40.1%減まで落ち込んだ。国慶節の直前に開業したユニバーサル・スタジオ北京(USB)がある北京市などが旅行客でにぎわった一方で、連休前に各地で発生した新型コロナの影響で人の移動は伸び悩んだ。

交通運輸省によると、連休初日の鉄道や航空などの旅客数は計6302万人だった。新型コロナ発生前の19年と比べて30%減となり、20年と比べても3.1%減だった。8月末に福建省で感染力が強いデルタ型が確認され、その後も散発的に各地で感染者が出たため、省や市をまたぐ移動を控えた人が多かったもよう。

復調傾向だったのが映画だ。調査会社の芸恩諮詢(エントグループ)によると、7日夜時点の興行収入は43億元を超え、20年(約37億元)を上回った。興行収入が30億元を超えるヒット作が出たほか、旅行を控えた人を中心に身近な娯楽として利用が増えたとみられる。19年は約44億元で、コロナ発生前と同規模まで回復しつつある。

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