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サムスン営業益28%増 7~9月、半導体好調で

(更新)

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が8日発表した2021年7~9月期の連結営業利益は前年同期比28%増の15兆8000億ウォン(約1兆4800億円)だった。四半期ベースで3年ぶりの高水準だった。主力の半導体メモリーの収益改善が大きく、有機ELパネルの好調も寄与した。

売上高は前年同期比9%増の73兆ウォンで、四半期ベースの過去最高を更新した。全体の純利益や事業部門別の業績は10月末に発表予定の決算確報値で公表する。

増益のけん引役は半導体部門だ。7~9月期はデータセンター投資が引き続き好調で、スマートフォンやゲーム機向けのメモリー需要も伸びた。前四半期比でも増収増益だったもようで、特にサムスンが4割のシェアを握るDRAMの収益貢献が大きかった。

ディスプレー部門では、米アップルの最新iPhone向けの有機ELパネル販売が好調。液晶パネル価格の上昇も増益要因となった。

一方で、スマホ部門は旗艦モデル「ギャラクシーノート」の発売を見送ったことで出荷台数が低迷し振るわなかった。新型コロナウイルス感染症の拡大以降、巣ごもり需要の恩恵を受けてきた家電部門も、主力市場の欧米中心に行動規制が解除された影響で伸び悩んだ。

ただ足元では、パソコン需要の一巡などからメモリー市況の不透明感が強まっている。競合の米マイクロン・テクノロジーによる9~11月期の業績見通しが市場予想を下回ったことで、サムスンの株価も年初来安値圏で推移する。営業利益の過半を半導体メモリーで稼ぐサムスンの業績拡大が今後減速するとみる証券アナリストは多い。

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