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台湾、4月の輸出38.7%増 過去最高水準続く

台湾からの輸出は、スマホ用の半導体を中心に中国向けが好調で、過去最高水準にある=長栄海運提供

【台北=中村裕】台湾の財政部(財政省)は7日、4月の輸出額が前年同月比38.7%増の約349億㌦(約3兆8000億円)だったと発表した。前年実績を上回るのは10カ月連続。4月として過去最高を記録した。輸出全体の35%を占める半導体が引き続き好調で、全体をけん引した。

輸出から輸入を差し引いた貿易収支は61億ドルの黒字となった。

輸出の内訳をみると、半導体が35%増の122億㌦だった。高速通信規格「5G」対応のスマートフォンの普及が特に中国で進んでおり、台湾企業から中国スマホメーカーへの出荷が膨らんだ。

新型コロナウイルスの感染拡大が長引き、世界中で在宅での仕事や学習機会が増え、デジタル需要が膨らんでいることも追い風となっている。台湾企業が得意なサーバーの出荷が、米アマゾン・ドット・コムなどクラウドサービスを手掛ける米企業向けに増え、関連の輸出額は36%増の47億ドルとなった。

輸出を仕向け地別にみると、最大の輸出先である中国大陸(香港含む)が32%増の148億ドルとなり、全体の42%を占めた。東南アジア向けもプラスチック関連品を中心に好調で51%増の57億㌦と大きく伸び、米国向けを抜いた。米国向けは35%増の49億㌦だった。

台湾は輸出主導型の経済で、今後も半導体を中心に海外からの旺盛な需要に支えられ、堅調な経済成長が見込まれる。台湾の行政院(内閣)が4月30日に発表した1~3月期の実質域内総生産(GDP)速報値は、前年同期比8.16%増と高い伸びをみせた。21年は通年で前年比4.64%増の経済成長を予測している。

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