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フィリピン初のデジタル銀行、海外労働者向け

フィリピン中央銀行(BSP)の金融委員会はデジタル銀行の免許を付与した=ロイター

【マニラ=志賀優一】フィリピンで初めて、支店を持たずオンラインでサービスを展開するデジタル銀行が誕生した。人口の1割とも言われる海外で働く国民を対象に、デジタルサービスを通じて金融商品などを提供し、海外送金も迅速にできるようにする。

フィリピン財務省が4日、オーバーシーズ・フィリピーノ・バンク(OFバンク)を認可したと発表した。フィリピン中央銀行の金融委員会がデジタル銀行の免許「デジタルバンキングライセンス」を付与した。地元メディアによると、海外勢を含む複数の金融機関もデジタル銀行の免許取得の申請を進めているという。

OFバンクは国営ランド・バンク・オブ・ザ・フィリピンズ傘下の銀行で、2017年にドゥテルテ大統領による大統領令で設立が決まった。デジタルに特化し、預金の管理や海外での送金・着金の利便性を高めるほか、スマートフォン用アプリを使いQRコードでの支払いなどにも対応する。人工知能(AI)を活用して容易に口座が開設できる機能もある。

フィリピンは人口の1割にあたる約1000万人が海外で働くとされ、海外からの送金や仕送りが国内の消費を支えている側面もある。世界銀行の推計によると在外フィリピン人が送金した自国での受取額は20年に333億ドル(約3兆6千億円)と、インドや中国などに次ぐ世界4位だった。

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