フィリピン大統領、安保で日米傾斜 南シナ海領有権重視
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フィリピンのマルコス大統領が12日、初訪日を終えて帰国の途に就く。9日の岸田文雄首相との首脳会談では安全保障面での連携強化を打ち出した。ドゥテルテ前政権が距離を置いていた米国とも安保協力を進める。南シナ海で領有権を争う中国とは経済を軸に関係構築を進める。発言からマルコス流の「バランス外交」を読み解く。
「領有権は寸分たりとも譲るつもりはない」
マルコス氏は2022年7月25日、大統領就任後初の施...
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