[FT]イスラエルとの関係正常化で割れるサウジ
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サウジアラビアの高位にある王族がイスラエルを強く非難した。イスラエルとの国交正常化交渉を開始するかについて、国内で意見が対立していることを示唆している。
元駐米大使のトルキ・ファイサル王子はバーレーンで開かれた国際会議での演説で、イスラエルを「中東で最後の西側植民地主義勢力」と呼んだ。会議にはイスラエルのアシュケナジ外相も参加していた。トルキ氏はサウジの情報機関を率いた経験がありサルマン国王と近い...
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