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香港フィンテック、インドネシア地方銀行を買収

【香港=木原雄士】香港のフィンテック大手WeLab(ウィラボ)は7日、インドネシアの地方銀行、ジャサ・ジャカルタ銀行を買収すると発表した。香港で展開するデジタル銀行のノウハウを移管し、成長余地が大きいとみる東南アジア市場を開拓する。

ウィラボは買収のため2億4千万ドル(約270億円)を調達した。すでにジャサ・ジャカルタ銀の株式を保有する一族から24%を買い取った。規制当局の承認後に過半の株式を取得し、経営権を握る。

米調査会社CBインサイツによると、ウィラボは企業価値10億ドル以上の未上場企業「ユニコーン」の一つだ。オンライン融資やネット専業銀行を香港で展開する一方、中国本土では既存の大手銀行に審査ノウハウなどを提供するサービスを手掛けている。

これまでインドネシアでは地元の複合企業大手、アストラ・インターナショナルと組みオンライン融資事業を展開してきた。ウィラボの龍沛智・最高経営責任者(CEO)は「香港の成功をもとに、東南アジアでも成長をめざす。インドネシアはデジタル経済が広がっており、買収によってジャサ・ジャカルタ銀を変革させる」と語った。

ウィラボによると、インドネシアの人口の77%は銀行口座を持っていないか、十分な銀行サービスを受けられない状況にある。ジャサ・ジャカルタ銀のデジタルサービスを刷新して、スマートフォンに慣れ親しんだ若年層を取り込む。

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