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中国新興EV小鵬汽車、香港に重複上場 2000億円調達

【広州=川上尚志】中国の新興の電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車は7日、香港取引所に上場した。上場時の調達額は140億香港ドル(約2000億円)で、EVの生産増強や販路拡大を急ぐ。米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に次ぐ重複上場となり、資金調達源を広げる。

香港取引所での初値は168香港ドルで公開価格(165香港ドル)を約2%上回った。時価総額は約2800億香港ドルとなった。小鵬は今後オーバーアロットメントによる売り出しにより、追加で20億香港ドル超を調達するとみられる。

「香港上場で当社は発展の新段階を迎える。技術やサービスの向上を進め、業績をより良くし、社会と多くの投資家に報いたい」。7日に香港取引所で開いた上場記念式典で、小鵬の何小鵬・最高経営責任者(CEO)はビデオメッセージを寄せた。小鵬は2020年8月にNYSEに上場したが、21年6月下旬に香港にも上場すると発表していた。

小鵬は15年設立で、18年12月からEVの販売を始めた。21年1~6月の販売台数は前年同期比5倍強の約3万1000台と急増している。ただ収益の改善は遅れており、21年1~3月期は約8億元(約140億円)の最終赤字だった。香港上場での調達資金はEVの技術開発や販路拡大、生産増強などに充てるとしている。小鵬には中国のネット大手アリババ集団などが出資している。

中国の新興EVメーカーでは、小鵬と同様に米国で上場している上海蔚来汽車(NIO)や理想汽車についても香港への上場が取り沙汰されている。中国政府は6日、中国企業の海外上場に対する規制を強めると発表しており、今後も米国に上場している中国企業が香港に重複上場するケースが増えそうだ。

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