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サムスン営業益44%増 1~3月、スマホ旗艦モデル好調

サムスンはスマホがけん引役となって増収増益を記録した

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が7日発表した2021年1~3月期の連結営業利益は前年同期比44%増の9兆3000億ウォン(約9120億円)だった。スマートフォンの旗艦モデルが好調で、家電とテレビの販売も伸びた。米国の寒波に伴う工場稼働停止に見舞われた半導体部門の不振を補った。

売上高は同17%増の65兆ウォンだった。新型コロナウイルスの感染が急速に拡大し消費が萎縮した前年同期と比べて、経済再開が進む米国や中国を中心に回復傾向が見られた。純利益や事業部門別の収益などは4月末に発表予定の決算確報値で公表する。

特に業績が伸びたのはスマホ事業だ。1月発表の旗艦モデル「ギャラクシーS21シリーズ」の販売が好調で、韓国有進投資証券の試算では1~3月期のスマホ販売台数は前年同期比31%増の7600万台となったもよう。ワイヤレスイヤホンなど利益率の高い付属品の販売も好調で収益を押し上げた。

外出自粛が続く地域を中心に「巣ごもり消費」が続き、高価格帯の家電やテレビの販売も好調だった。テレビ需要の拡大でパネル市況も回復しており、ディスプレー部門の業績回復につながった。消費者向け製品ではネット通販の利用が広がったことを背景に、店舗への手数料支払いなどマーケティング費用の減少も収益増に寄与した。

一方で、半導体部門は米国の寒波の影響でテキサス州の半導体工場が2月に稼働停止に追い込まれた。成長事業と位置づける半導体受託生産の重要拠点で生産中断したことが、収益の下押し要因となった。世界シェア最大のメモリーも、市況が不安定だったことが収益に影響した。証券会社の試算によると、半導体部門は前年同期比で減益となったもようだ。

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