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サムスン営業益53%増 4~6月、半導体価格高騰で

半導体メモリーがけん引役となり業績回復が進む(サムスン華城キャンパス)

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子が7日発表した2021年4~6月期の連結営業利益は前年同期比53%増の12兆5000億ウォン(約1兆2200億円)だった。世界的な半導体不足を背景に、半導体メモリー事業が価格高騰の恩恵を受けた。家電やテレビの販売好調も収益増につながった。

韓国証券会社21社の営業利益予想の平均値を14%上回った。半導体メモリーの活況期だった18年4~6月期の14兆ウォンに迫る水準だ。売上高は同19%増の63兆ウォンだった。全体の純利益や事業部門別の収益などは7月末に発表予定の決算確報値で公表する。

増益のけん引役は半導体事業だ。米IT(情報技術)大手のデータセンター投資が活発なことに加え、パソコンやゲーム機の販売が引き続き好調で半導体メモリーの価格が高騰。特にサムスンが4割超のシェアを握るDRAM事業の収益が伸びた。

米国の寒波に伴う停電で2月から稼働停止していたテキサス州の受託専用の半導体工場は3月末から順次稼働を再開しており、出荷量は停電前の水準を回復した。半導体不足にともなう受注増を追い風として、受託生産事業の収益も回復傾向にある。

スマートフォン事業はインドなどの新興市場での不振は続くものの、経済再開が進む欧米市場で利幅の大きい高機能品の販売が伸びた。韓国有進投資証券の推計によると、スマホ販売台数は感染症による都市封鎖が広がった前年同期と比べて10%増の5900万台だった。

高価格帯の家電やテレビは「巣ごもり消費」で堅調が続く。テレビ需要の拡大で液晶パネル市況も底堅く、ディスプレー部門の業績回復につながった。

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