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中国輸出、8月7.1%増に鈍化 米国向け減少に転じる

(更新)

【北京=川手伊織】中国税関総署が7日発表した2022年8月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同月比7.1%増の3149億ドル(約45兆円)だった。伸び率は7月の18%から鈍化した。金利上昇で景気の減速懸念が強まる米国向けが減少に転じた。

輸入は0.3%増の2355億ドルだった。輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は793億ドルだった。輸出の伸びが輸入の伸びを上回ったため、前年同月より34.1%拡大した。

輸出先の国・地域別にみると、米国向けは4%減で、20年5月以来のマイナスに転じた。米国向け輸出額を上回った欧州連合(EU)向けも11%増と、2割超伸びた7月から勢いが弱まった。

品目別では、パソコンなどが前年同月を7%下回った。3カ月ぶりの減少となった。マスクなど織物はほぼ横ばい、労働集約的な衣類は5%増と、7月と比べて落ち込んだ。

輸入は最大の品目である集積回路が12%減った。前年同月を下回るのは4カ月連続だ。原油は国際商品市況の高騰で3割増えたが、数量ベースでは1割減少した。

8月のロシアとの貿易は輸出が26%、輸入が59%それぞれ増えた。このうち、輸出は2カ月連続で増加した。米欧日による対ロ制裁の影響で3~6月はマイナスが続いたが、ロシアが人民元決済を拡大し取引が復調している。パソコンなど一般機械や自動車部品など輸送機械が引き続き堅調だったとみられる。

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