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中国輸出、8月は25.6%増 主要国・地域向け好調

増加率は市場予想を上回り、7月の19.3%から拡大した=共同

【北京=川手伊織】中国税関総署が7日発表した2021年8月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同月比25.6%増の2943億ドル(約32兆円)だった。増加率は市場予想を上回り、7月の19.3%から拡大した。最大の輸出相手国である米国をはじめ主要国・地域向けの出荷がいずれも好調だった。

輸入は33.1%増の2359億ドルだった。輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は583億ドルで、2.2%増えた。2カ月ぶりに前年同月を上回った。新型コロナウイルスがまん延する前の19年8月と比べると、輸出入いずれも3割超上回った。

輸出を地域別に見ると、全体の2割近くを占める米国向けが前年同月比16%増えた。前月から増加率が高まったのは今年2月以来だ。東南アジア諸国連合(ASEAN)向けも17%増と、伸びが拡大した。新型コロナの感染再拡大をうけ、貿易停滞の懸念もあったが、8月は堅調だった。欧州連合(EU)向けも3割増えた。

品目別では、パソコンが13%増と、3カ月連続で前年同月を上回った。労働集約的な玩具は3割、衣類は8.6%それぞれ伸びた。一方、マスクなど織物は15%落ち込み、5カ月連続のマイナスとなった。

輸入は資源価格の上昇が全体を押し上げた。鉄鉱石と天然ガスは9割前後、原油は6割それぞれ増えた。数量ベースでみると鉄鉱石と原油は減少しており、価格上昇で輸入量を抑えている可能性もある。最大の輸入品目である半導体が21%増えた。

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