TSMC、米国との連携一段と 「台湾生産集中」に風穴
中国対抗、米の悲願に対応
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【台北=中村裕】半導体大手の台湾積体電路製造(TSMC)が米国への投資に一段と踏み込んだ。「3ナノ」品と呼ばれる、現段階で世界最先端となる半導体の米国生産に初めて乗り出す。米国にとっては、自国での調達力が高まり、対中国戦略上も大きな一歩となる。ただ、先端半導体の「台湾集中」が解消するわけではなく、安全保障上の課題も残る。
TSMCが現在、アリゾナ州で建設を進めている新工場は、「5ナノ」品と呼ばれ...
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