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経済学者ロバート・マンデル氏死去、「ユーロの父」

米コロンビア大学名誉教授のロバート・マンデル氏(右)=ロイター

【ニューヨーク=時事】欧州単一通貨「ユーロの父」と呼ばれ、ノーベル経済学賞を受賞した米コロンビア大学名誉教授のロバート・マンデル氏が、自宅のあるイタリアで死去した。88歳。同大が明らかにした。米ニューヨーク・タイムズによると、死因は胆管がんで、4日に死去した。

マンデル氏はカナダ生まれ。1960年代から国際通貨制度や資本移動に関する革新的な論文を相次いで発表。単一通貨を採用する特定地域が、経済効率を最大化するための条件を示した「最適通貨圏」の考え方を提唱し、欧州の通貨統合の理論的基礎を築いた。99年にはノーベル経済学賞を受賞した。

国際通貨基金(IMF)で同僚だった故マーカス・フレミング氏とともに、外国為替制度と金融・財政政策などの関係を解き明かした「マンデル=フレミング・モデル」は、現在の国際通貨政策に大きな影響を与えた。また、企業活動など供給力の強化を重視する「サプライサイド経済学」の提唱者の一人としても知られ、80年代の米レーガン政権による減税の理論的根拠となった。

IMFや世界銀行などの国際機関、米連邦準備理事会(FRB)の顧問も務めた。

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