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中国の輸出、1~2月16%増 世界の供給網復旧で伸び鈍化

【北京=川手伊織】中国税関総署が7日発表した2022年1~2月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同期比16.3%増の5447億ドル(約62兆円)だった。なお2桁の増加が続くが、伸び率は20年10月(11.4%)以来の低さとなった。ウクライナに侵攻したロシアとの貿易は輸出入ともに、全体の伸びを上回った。

輸出の伸びが鈍化したのは、世界のサプライチェーン(供給網)が復旧してきた影響もある。新型コロナウイルスの感染は収まっていないが、各国でも生産活動が正常化に向かっている。新型コロナ後に中国の輸出を押し上げた代替受注が減ってきた可能性がある。

輸出を品目別に見ると、マスクなど織物が前年同期を12%上回った。リモート需要が底堅いパソコンなども10%増えた。新型コロナの変異型「オミクロン型」のまん延が、関連製品の出荷を押し上げた可能性がある。労働集約的な玩具は2割、衣類は6%それぞれ増えた。

輸入は15.5%増の4287億ドルだった。最大の輸入品目である半導体は前年同期を19%上回った。原油も価格上昇をうけ43%拡大した。輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は1159億ドルで、19.5%増加した。

1~2月のロシアとの貿易は輸出が41.5%、輸入が35.8%それぞれ増えた。いずれも全世界向けの伸びを上回った。中国の輸出入に占める割合は2~3%にとどまる。

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