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ARF議長声明、台湾情勢で「最大限の自制」求める

(更新)

【ハノイ=大西智也】東南アジア諸国連合(ASEAN)は11日、5日にカンボジアの首都プノンペンで開いたASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議の議長声明を公表した。ペロシ米下院議長の台湾訪問を機に緊張が高まる台湾情勢について、米中両国を念頭に「最大限の自制と挑発的な行為の抑制の重要性」を強調した。

ARFなどの一連の関連会議では、急きょ主要議題になった台湾情勢を巡って米中が応酬を繰り広げた。ARFの議長声明では「地域を不安定にし、誤算や深刻な対立につながる可能性がある」として「懸念」を表明し、国連憲章の順守を呼びかけた。

ロシアのウクライナ侵攻を巡ってはロシアの名指しや「侵略」の表現は避け、関係国に対し国際法の基本原則を尊重するよう呼びかけるにとどまった。その上で「敵対行為の即時停止と紛争の平和的解決のための環境整備の重要性」を強調した。

ASEANの一部の加盟国が中国と領有権を争う南シナ海問題については「埋め立てなどに対する懸念に留意する」との表現を盛り込み、実質的に中国をけん制した。ミャンマー情勢を巡っては国軍による民主活動家ら4人の死刑執行などについて「長引く政治危機に懸念を表明した」とした。

地域の安全保障問題などを議論するARFは、北朝鮮が参加する数少ない多国間協議の一つだ。5日の会議では崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は欠席し、安光日(アン・グァンイル)駐インドネシア大使が出席した。議長声明では北朝鮮に対し「核実験とミサイル試験の停止」を求めた。

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