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香港警察、民主派50人超逮捕 国安法違反容疑で 

(更新)
民主派の予備選では若手が支持を集めた(2020年7月、香港)=ロイター

【香港=木原雄士】香港警察は6日朝、立法会(議会)前議員の胡志偉氏ら少なくとも52人を香港国家安全維持法違反の容疑で一斉逮捕した。香港メディアが報じた。立法会選に向けて民主派が2020年7月に実施した予備選挙への参加が問題視されたようだ。

香港の公共放送、香港電台(RTHK)などによると、前議員の涂謹申、尹兆堅、林卓廷の各氏、別の罪で収監中の活動家、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏らが逮捕された。いずれも予備選に参加していた。

14年の民主化デモ「雨傘運動」を提唱し、昨年の予備選を企画した中心人物の戴耀廷・元香港大学副教授も逮捕された。逮捕された一人の楊岳橋・前立法会議員はフェイスブックで国家政権転覆罪の容疑だと明らかにした。

一部報道では警察は裁判所の令状を持って香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)やネットメディアのオフィスを訪れ、捜査への協力を求めた。

予備選は民主派の候補者を絞り込むために有志が実施した。想定を上回る約60万人の市民が投票したものの、香港政府は立法会の議席で過半数を目指す民主派の戦略が国家安全法に違反する可能性があると警告していた。香港警察は実際の予備選から半年近くたって逮捕に踏み切った。

香港の民主派を取り巻く状況は厳しさを増す。香港政府は新型コロナウイルスを理由に20年9月に予定されていた立法会選を1年延期し、11月には中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の決定をもとに民主派議員4人の資格を取り消した。これに抗議して別の民主派議員15人も辞職した。

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