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中国軍機10機、台湾の防空識別圏侵入 日台連携に反発か

中国軍の戦闘機「殲16」など10機が5日、台湾の防空識別圏に侵入した=台湾の国防部提供

【台北=中村裕】台湾の国防部(国防省)は5日、中国軍の戦闘機など計10機が同日、台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。パラオの大統領が台湾を訪問中の3月29日に10機が侵入して以来、1週間ぶりに多くの軍機が威嚇を繰り返した。

国防部によると、中国軍の戦闘機「殲16」4機、「殲10」4機など計10機がADIZに侵入した。台湾の南西部から侵入し、南東部にまで回り込み、広範囲で威嚇した軍機もあった。

日本と台湾の連携の動きに反発した可能性がある。台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(駐日大使に相当)は5日、自民党外交部会の台湾政策検討プロジェクトチーム(PT)の会合に出席した。2月に発足したばかりのチームだが、台湾の駐日代表が党の会合に出席するのは異例だ。同会合で謝氏は中国軍機による相次ぐADIZ入りに強い危機感を示した。日台関係強化の重要性も訴えた。

中国は特に台湾が他国と連携する動きを取る際に強く反発する傾向がある。

3月に入って中国軍の活動は活発化している。台湾と米国が沿岸警備を協力して強化することで合意し、ワシントンで覚書に署名した直後の26日、過去最多の20機の中国軍機がADIZに侵入し、威嚇した。3月29日にはパラオのウィップス大統領の訪台に、駐パラオ米国大使が同行したことにも強く反発し、10機がADIZに侵入した。

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