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インドサットとトリが正式合併、インドネシア携帯大手

【ジャカルタ=地曳航也】インドネシアの携帯電話の契約件数で2位のインドサット・オレドーと4位のハチソン3インドネシア(トリ)が4日付で正式に合併した。インドサットの親会社であるカタール通信大手オレドーと、トリの親会社で香港複合企業の長江和記実業(CKハチソンホールディングス)が同日、それぞれ発表した。

新会社の社名は「インドサット・オレドー・ハチソン」。オレドーとCKハチソンホールディングスが共同で65.6%、インドネシア政府が9.6%の株式を保有する。

2021年4~6月期時点の契約件数は単純合計で1億400万件となり、国営通信テルコム・インドネシアの子会社で首位のテルコムセル(1億6900万件)を追い上げる。年間売上高は30億ドル(約3400億円)を見込んでいる。

新会社は声明で「合併でコスト効率を高め、国内での高速通信規格『5G』の展開を含む技術革新を推進する」と強調した。5G投資の資金を確保するため、インドネシアでは通信業界の再編機運が高まっており、他社が追随する可能性もある。

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