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1月中国新車販売、トヨタ過去最高、日産も2割増

半導体不足で先行き不透明感も

トヨタ自動車の1月の中国新車販売は高級車ブランド「レクサス」などが堅調だった(広東省広州市の展示)

【広州=川上尚志】トヨタ自動車は5日、中国での1月の新車販売台数が前年同月比30.4%増の18万9500台だったと発表した。10カ月連続で前年実績を上回り、単月の販売として過去最高になった。日産自動車も1月は23.8%増の14万6245台で好調だった。両社とも主力車種の販売が堅調で、前年に比べ1月の休業日が少なかった影響もあった。ただ世界的な半導体不足が続いており、今後の生産や販売に影響が広がる可能性もある。

トヨタの1月販売は高級車ブランド「レクサス」が86.4%増の2万4300台となり、「カローラ」や「レビン」などの主力車種も前年同月の実績を上回った。日産の1月販売も5カ月連続プラスで、2020年12月までと比べ伸び率も高まった。乗用車が22.5%増の12万4077台、商用車は50.0%増の2万606台で共に好調だった。

1月販売はこのほかホンダも4.8%増の15万7457台で7カ月連続でプラスだったが、伸び率は20年12月までと比べ鈍化した。マツダは1.6%減の2万634台、三菱自動車は8.4%減の8769台だった。

世界的な半導体不足が続く中、各社の中国事業への影響は足元では限定的だ。ただホンダは20年12月から中国の工場で生産を調整し、トヨタも1月中旬に広東省広州市の工場の一部ラインを一時停止した。ホンダは「生産車種の入れ替えやシフトの調整などで影響の最小化を図っている」とし、トヨタは「1月の販売への影響は特になかった」としている。日産は「通常通りに工場の操業を続けている」という。

ある日系大手幹部は「中国は成長有望な市場のため、他地域より優先して部品を融通している」とするが、半導体不足が長引けば、中国での生産や販売に影響が広がる恐れもある。

中国では春節(旧正月)休暇の時期が毎年異なり、20年は1月24日に始まったため1月に販売店の休業日が多かった。21年は2月11日からのため、1月に販売店は通常通り営業した。

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