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中国、7月の輸出19%増 耐久消費財の伸び鈍る

(更新)

【北京=川手伊織】中国税関総署が7日発表した2021年7月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同月比19.3%増の2826億ドル(約31兆円)だった。増加率は6月の32%から大幅に落ち込んだ。マスクなど新型コロナウイルス関連の需要がしぼんできたほか、パソコンや家具など耐久消費財の伸びも鈍った。

輸入は28.1%増の2260億ドルだった。輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は565億ドルで、6%減った。2カ月ぶりに前年同月を下回った。新型コロナがまん延する前の19年7月と比べると、輸出入はいずれも28%上回った。

輸出を品目別にみると、マスクなど織物は前年同月より27%落ち込み、4カ月連続のマイナスとなった。携帯電話も9%減った。リモート需要で出荷が伸びてきたパソコンは12%増え、伝統的な輸出品である家具は9%上回った。いずれの伸びも6月より縮まった。

地域別では、最大の輸出相手国である米国向けが13%伸びた。2倍超に増えた2月をピークに増加率は鈍化している。新型コロナがサプライチェーン(供給網)に打撃を与えた昨年の反動増が薄らいできた影響とともに、米国向け耐久消費財の出荷が伸び悩んできたとの見方も出ている。欧州連合(EU)と東南アジア諸国連合(ASEAN)向けはそれぞれ17%、15%増加した。

輸入は資源高が全体の金額を押し上げた。鉄鉱石と天然ガスはともに約6割拡大した。原油は数量ベースで2割減ったが、金額ベースでは5割膨らんだ。最大の輸入品目である半導体も21%伸びた。

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