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米財務長官、中国副首相と協議 対中制裁関税見直し巡り

【北京=川手伊織】中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相と米国のイエレン財務長官は日本時間5日午前、オンラインで協議した。米中貿易摩擦などをめぐり意見交換した。劉氏は米国の対中制裁関税や中国企業への対応に強い関心を持っていることを伝えた。近く開催するとみられる米中首脳協議に向けた地ならしとの見方がある。

中国商務省の発表によると、米中両国がともに世界規模でのサプライチェーン(供給網)の安定を保つことが重要との認識で一致した。双方は意思疎通を続けることも確認した。この2人が協議したのは2021年10月以来。

中国外務省の趙立堅副報道局長は5日の記者会見で「米国が対中制裁関税を全面撤廃することは米中両国そして全世界にとって有益だ」と語った。

バイデン米大統領は6月18日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と近く協議すると明らかにした。6月27日には、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が「数週間以内」に会談するとの見通しを示した。協議が実現すれば、関税も議題となる方向だ。

米国の対中制裁関税は第1弾分が6日に発動から4年を迎える。法律では4年で関税上乗せの是非を見直す決まりになっている。物価高を抑えるため、米国では関税引き下げを求める声も多い。

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