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比大統領選、現副大統領が出馬表明 反ドゥテルテ筆頭

【マニラ=志賀優一】フィリピンのロブレド副大統領は7日、2022年に予定される大統領選に出馬すると表明した。ドゥテルテ大統領の反対派の筆頭格で、野党などが出馬するよう求めていた。8日に締め切られる大統領選の立候補申請では、パッキャオ上院議員など現政権に批判的な人物の出馬が相次いでいる。

ロブレド氏は同日、「腐敗や無能、共感の欠如。これらは優れたリーダーシップに取って代わられるべきだ」と語った。ロブレド氏は既に野党など現政権に反対する勢力で構成する団体「イサンバヤン」が9月30日、大統領候補として選出していた。

ロブレド氏は現職の副大統領だが、大統領のドゥテルテ氏とは対立関係にある。フィリピンでは正副大統領がそれぞれ直接選挙で決まるため、必ずしも2人の思想や政策が一致しないケースがある。ロブレド氏はかねて、ドゥテルテ氏が進めてきた麻薬取り締まり対策のほか、中国と南シナ海の領有権問題で対立しながら融和的な発言が目立つ外交姿勢などを批判してきた。

また、長期独裁政権を敷いた故マルコス元大統領の長男であるボンボン・マルコス元上院議員も6日、大統領選への立候補申請を済ませた。ロブレド氏はかねてマルコス氏との対決姿勢を鮮明にしてきた。

比調査会社パルスアジアが9月に実施した世論調査では、次期大統領候補の支持率でマルコス氏が15%で2位、ロブレド氏は8%で6位だった。ドゥテルテ氏の長女で南部ダバオのサラ・ドゥテルテ市長の支持率が20%で首位だ。

サラ氏は現時点で大統領選出馬を表明していない。8日の立候補申請締め切りまでに表明するかどうかに注目が集まっている。

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